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2013.09.23 頑是ない歌
俺の実家は数年前まで旅館のような事をしていた。今は経営する人がいなくて(ほんまは俺がすればいいんだが…)部屋が余っている状態だ。

そして海側に面したベランダのある部屋があるんだが、ここから見る景色は実はとても壮観で俺はたまにこの場所で一人でぼけーとすることがある。


俺の生まれ育った街の漁村が一望でき、この街を昔から支えてきた漁業を営む人々の生活や漁師たちが使う船が並んでいるのが見える。船の数は年々減少しているように思うがそれでも他の村に比べると大きな港だ。


夕方になるとそれは夕焼けに赤く染まり、俺は焦点の定まらない目でどこをともなく見つめていた。


思えば遠く来たもんだ。中原中也ではないが本当にこの言葉がぴったりだ。ただ過ぎに過ぎた日々を返せとは言わないが、もしこの意識のままあの頃に帰れたら…なんてくだらない事、やはり考えてしまう。


生まれてきた意味を探すために生まれてきたんだよ。人生の意味なんぞ後付けで十分だ。悲しみばかりが目につくのは悲しみに慣れていないからで、よく見れば人生は小さな喜びに満ち溢れているではないか。


思えば遠く来たもんだ。
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